茂吉ゆかりの宿

郷土の歌聖・斎藤茂吉ゆかりの宿

山形県・蔵王温泉の高台に佇む和歌(うた)の宿「わかまつや」は
郷土の歌聖・斎藤茂吉ゆかりの宿です。
斎藤茂吉についてご紹介いたします。

自然をこよなく愛し、その歌にありのままの自然の雄大さ、
美しさを綴った郷土の歌聖斎藤茂吉。
その感性を育んだ嵐蔵王の大地は、茂吉の他にも歴史に残る多くの歌人の心を感銘させました。和歌に想う自然を慕い生きようとする姿は、
時を経てなおそれを詠む者の心を癒し、新たなる和歌心を誘います。

当館は茂吉ゆかりの宿として茂吉直筆の作品の他、
和歌にまつわる様々な品々を展示し、いで湯の恵みと共に皆様に
変わらぬそのぬくもりをお伝えしております。

斎藤茂吉
(1882〜1953年)

明治15年5月14日南村山郡金瓶村(現上山市)生まれ。
開成中学校第一高等学枚時代正岡子規の遺稿集「竹の里歌」の影響受け作歌を志す。
東京帝国大学医科大学医学科時代、伊藤左千夫に師事し「アララギ」の創刊とともに同人になり、同誌の俊英歌人として活濯。
医師の傍ら、大正2年には処女歌集「赤光」を発刊。
次々と歌集を刊行し、東洋の汎論的「写生論」を作歌の信条とし、近代短歌の重鎮として名を馳せた。

(明治に木版で描かれた蔵王温泉図)

創業明暦元年(1655年)蔵王温泉指折りの老舗の宿として
多くの皆さまにご愛顧いただいてまいりました。
現在、新築移転した館内にも歴史の風情が漂うスポットが点在しており、
快適な中にも懐かしさを感じさせる演出が随所にございます。

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